メー ルマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.655  
2021.11.24

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CONTENTS
 
01. 10月の全国の建設用鋼材販売量 亜鉛めっき鋼板(トタン)販売量・シェア
02. 週間☆アクセス数上位ランキング!
特集(2021年11月15日~2021年11月21日)
03. 今週の銘柄評価
マリタイムバンク[MSB]
04. サイゴン・街角風景
「バーが八百屋」 

01. 10月の全国の建設用鋼材販売量 亜鉛めっき鋼板(トタン)販売量・シェア

 ベトナム鉄鋼協会(VSA)によると、2021年10月における全国の建設用鋼材生産量は前月比+42%増の100万t超で、販売量は前月比+38%増、前年同月比+33.6%増の約120万tだった。

 製鉄の主原料である鉄鉱石 ・石炭などの高騰により、同月の鉄鋼価格は前月に比べ上昇している。

 亜鉛めっき鋼板(トタン)について、同月におけるホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)とホアセングループ[HSG](Hoa Sen Group)、ナムキム鉄鋼[NKG](Nam Kim Steel)の3社の販売量は前月比▲2万tの計31万5000tだった。

(記事本文には、2021年の月別の亜鉛めっき鋼板販売量のチャートあり)

・・・<続きはサイトでご覧ください

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02.  週間☆アクセス数上位ランキング!(2021年11月15日~2021年11月21日)

 このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位
FPTリテール、iPhone 13の販売好調 年初から株価3倍に
[2021/11/15 18:31 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/211115135816.html
  
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)傘下で携帯電話・IT製品小売事業を手掛けるFPTリテール[FRT](FPT Retail)の12日終値は1株5万8300VND(約294円)でストップ高し、年初から3倍となった。売買高も大幅に改善した。

 この背景には、同社が運営する携帯電話、タブレット、ノート型パソコンの販売に特化した「FPTショップ(FPT Shop)」とアップル(Apple)製品専門店「Fスタジオ(F.Studio)」が10月22日にアップルの新型スマートフォン「iPhone 13」を発売したことがある。同社は発売1週間で2万台の「iPhone 13」を販売し、同業各社の中で最も多かった。

 11月10日までの2週間余りで販売台数は2万5000台、売上高は8000億VND(約40億円)となり、ともに同業他社の中でトップだった。

 FRTは12月までに8万台以上のスマートフォン「iPhone 13」を市場に販売する見込み。

 なお、1~9月期業績は売上高が前年同期比+31%増の14兆0180億VND(約710億円)で年間計画の85%、税引前利益が同8倍の1370億VND(約6.9億円)で年間計画を14%上回った。

 同期のオンライン販売売上高は同+10%増の4兆6100億VND(約233億円)で、売上高全体の33%を占めた。


2 位 ビンファスト、米国本部を開業
[2021/11/17 14:37 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/211117135245.html
  
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は16日、米国のロサンゼルス市で新本部を開業した。

 米国本部は敷地面積が1400m2、従業員400人超を収容できる。

 同社は今後、同本部の拡張のほか、米国の消費者への自社の電気自動車(EV)のブランドと製品紹介を目的として、支店やカスタマーサポートのオペレーター、ショールーム、サービスセンターなどを建設する方針だ。

 なお、ビンファストは11月17日~28日に開かれるロサンゼルス・オートショーで、自社製のEV「VF e35」と「VF e36」を紹介し、2022年に米国を含む海外市場向けに発売する見通し。

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03.  今週の銘柄評価

※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。

グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、
こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php

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ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・マリタイムバンク[MSB]

(2021年11月24日 発行ベトナム株通信 第4517号)
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マリタイムバンク[MSB]―21年大幅増収増益見通し、投資評価「買い」―

 MB証券[MBS](MB Securities)は、外貨取扱業務に強みを持つ中堅銀行マリタイムバンク[MSB](Maritime Bank)株の理論株価を1株3万2400VND(約164円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」としている。

 2021年の業績見通しは、業務利益が前年比+50.7%増の10兆8220億VND(約550億円)、税引後利益が同+96%増の3兆9400億VND(約200億円)、1株あたり利益(EPS)が同+96%増の3353VND(約17円)と予想されている。

 不良債権回収や貸倒引当金繰入を積極的に実施していることから、不良債権比率が3%未満で抑えられている。

 9月末時点の貸付成長率は+15.9%となり、業界2位だった。同行はベトナム国家銀行(中央銀行)に対して、通年の貸付成長率上限を+16%から+25~30%に引き上げることを提案した。

 また、デジタルバンキング「ティーネックス(TNEX)」の開発を強化する方針。6月末時点で「ティーネックス」の利用者数は5万人余りとなっている。このほか、11月中にファイナンス子会社FCCOMの全持株売却に関する契約を締結する見通し。

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04.  サイゴン・街角風景

 毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週は、Joより「バーが八百屋」です。

 長い長い社会隔離期間が9月末で終わり10月1日からホーチミン市では外出ができるようになりました。最初はみんな怖がって出ないのかと思っていたら、社会隔離解除後すぐの週末にはすでにローカル居酒屋で1・2・3の乾杯をしている姿を見かけ、新常態(ニューノーマル)ではなく、ただのノーマルに戻ってるじゃないかと、市民の変わり身の速さを実感したわけですが。。。(写真はイメージです)


© Gocnhin

 さて、先日VIETJOで「ホーチミン:バックパッカー街、バーが八百屋に様変わり」という記事を見かけました。それを読んでからというもの、私の頭の中で時々「バーが八百屋」「バーが八百屋」というフレーズが浮かんでは消えを繰り返していました。ただの記事タイトルなので、そこまで気にすることもないはずなのですが、「コロナ禍でもない限りバーが八百屋になることはない」という思いと、バーという横文字と八百屋という古めかしさの相性が面白く、この目で実際に見に行くことにしました。


© suu tam

 その前に、コロナ前のホーチミン市のバックパッカー街デタム通りの写真(上)をみてみましょう。この通りは歩行者天国になっていて夜に最もにぎやかになります。それにしても、この写真は通常より人通りが多い時に撮られた写真なのか活気がありすぎますね笑。これだけ人がいればバーにも次から次へと人が入るでしょうし、野菜を売る必要もなかったはずです。まあ、この当時はまさかバーの店主も自分が野菜を売ることになろうとは、思ってもいなかったでしょうけれど。


photo by Jo

 外出禁止が解除され少したった時期の同じデタム通り(上)を逆側から撮った写真です。夜ではなく夕方頃ということもありますが、閑散としていますね。バーはまだこの当時も今も営業が禁止されていますので、どこも閉まっていました。バーが営業できないということは人が集まらず、もちろん海外からのバックパッカーも入国できないので、バー以外の屋台や行商も商売あがったりの状況だと思います。


photo by Jo


 記事にあったような野菜売りを探してみました。夕方前ということもありそれほど多くは見かけませんでしたが、Miss Saigonというバーの軒先で野菜を売っているのを目撃し、「バーが八百屋」を見れました。もう少し本物の八百屋感がほしかったのですが、贅沢は言っていられません。野菜がバーの前に置かれているだけで、それはもう「バーが八百屋」なのです。バックパッカー街にある怪しげなバーの前に置かれる野菜たち、このギャップがいいですね。


photo by Jo

 メインの交差点の角には24時間営業の大型の八百屋もありました。コロナ前はたしか大型のスポーツバーだったかと思いますが、すでにその面影はなく、看板には大きく「24 Hours」とあります。深夜に野菜がどうしても欲しくなるシチュエーションが全く想像できないのですが、それはいいとしてこの八百屋は堂々した店構えでした。
 

photo by Jo

 今回自分の目で実際に「バーが八百屋」を見れて満足したのか、それ以降私の頭の中に「バーが八百屋」が出てくることはなくなりました。

参考:ホーチミン:バックパッカー街、バーが八百屋に様変わり
https://www.viet-jo.com/news/social/211006183614.html

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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